ダイシンギワ（2017年生、母ダイシンマジック）

ダイシンギワ（2017年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋義和（中国の太陽の母神）」。毛色は鹿毛。種牡馬のトランセンド（当時11歳）と交配したダイシンマジックが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は隆栄牧場。主な勝ち鞍は2021年の4歳以上C3一。

経歴

デビュー前

梅田智之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

1月13日、デビュー戦は加藤祥太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は468kg。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

1月19日、連闘で迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

2月9日、中2週で迎えた3戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず14着に終わった。

2020年3月4日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4月21日、中9週で迎えた4戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

4歳（2021年）

5月20日、約13か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた5戦目は、木本直騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るデスティニーレイを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月15日、中7週で迎えた6戦目は、3歳以上C2四（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木本直騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸びで驀進したが、伸びてきたグランプリシップ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

9月3日、中6週で迎えた7戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木本直騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

10月8日、中4週で迎えた8戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木本直騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

11月17日、中5週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた9戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木本直騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

2021年12月9日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。