ユーシャルリターン（1993年生、母リターントゥパリ）

You Shall Return

1993.03.01

ユーシャルリターン（1993年3月1日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスオブライフ（当時10歳）と交配したリターントゥパリが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地14戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

内藤一雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1995年）

8月12日、デビュー戦は大江原哲騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は406kg。18頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい14着に敗れた。

9月30日、中6週で迎えた2戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

10月14日、中1週で迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた4戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3歳（1996年）

8月18日、約9か月半の休養明けで迎えた5戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に敗れた。

9月21日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

10月5日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は徳吉孝士騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、4着に入った。

10月20日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（2戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したセイカカノープスに半馬身届かず2着に敗北した。

11月2日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で徳吉孝士騎手（3戦0勝）。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で徳吉孝士騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず12着に敗れた。

4歳（1997年）

1月26日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、本間忍騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

2月2日、連闘で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本間忍騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

2月16日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で本間忍騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。