ヤマニンシュワイエ（2011年生、母ヤマニンクイール）

ヤマニンシュワイエ（2011年1月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋かわいがる（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のワイルドラッシュ（当時17歳）と交配したヤマニンクイールが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は廣田光夫。戦績は、中央平地2戦0勝、地方19戦11勝2着2回。主な勝ち鞍は2015年の笠松町商工会特別(一般C1イ)。

経歴

デビュー前

粕谷昌央厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

8月3日、デビュー戦は伊藤工真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は484kg。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。

3歳（2014年）

2月1日、約6か月の休養明けで迎えた2戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月17日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から42kg増やして迎えた3戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したパフュームスターにアタマ差届かず2着に惜敗した。

11月12日、中1週で迎えた5戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C26（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るフジサンマーケットを圧倒的な末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

12月30日、中6週で迎えた6戦目は、年末特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、抜け出したフジサンマーケットにハナ差届かず2着となった。

4歳（2015年）

1月20日、中2週で迎えた7戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカツゲキエースを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

2月4日、中1週で迎えた8戦目は、如月特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカツゲキライデンに8馬身の差をつけて断然人気に応えた。

2月19日、中1週で迎えた9戦目は、向春賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るジャーサンプラーンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月19日、中3週で迎えた10戦目は、春色特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井友彦騎手（5戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシャドウゲームを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月6日、中2週で迎えた11戦目は、笠松町商工会特別（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉井友彦騎手（6戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルヨラピドに5馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4月27日、中2週で迎えた12戦目は、しゃくなげ賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井友彦騎手（7戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のカラジャスに1馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

5月25日、中3週で迎えた13戦目は、マックル賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉井友彦騎手（8戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るハイアンドノーブルを途轍もない末脚で3/4馬身差し切って圧巻の7連勝を決めた。

6月29日、中4週で迎えた14戦目は、穂高特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉井友彦騎手（9戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月16日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、一般B6（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉井友彦騎手（10戦7勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメドウスラヴに6馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

11月10日、中3週で迎えた16戦目は、中山七里特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉井友彦騎手（11戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

12月16日、中4週で迎えた17戦目は、一般B4（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉井友彦騎手（12戦8勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルヨバナーヌに8馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

12月31日、中1週で迎えた18戦目は、ハンデ地方重賞の東海ゴールドカップ（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で吉井友彦騎手（13戦9勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

5歳（2016年）

1月25日、中3週で迎えた19戦目は、マックル賞（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で吉井友彦騎手（14戦9勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るコパノサムタイムを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月8日、中5週で迎えた20戦目は、早春特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で吉井友彦騎手（15戦10勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4月13日、中4週で迎えた21戦目は、春光特別（笠松ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は大原浩司騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。