ポコアポコ（1987年生、母グロリーベル）

Poco a Poco

1987.04.22

ポコアポコ（1987年4月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のラツキーソブリン（当時13歳）と交配したグロリーベルが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

田子冬樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

6月2日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は500kg。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビュウティーマインに約10馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

11月17日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（3戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

4歳（1991年）

1月7日、中3週で迎えた5戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（4戦1勝）。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に敗れた。

2月3日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で江田照男騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。