ギブソンシチー（2001年生、母ヤングカズミ）

ギブソンシチー（2001年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「オーストラリア中西部の砂漠の名＋冠名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のウイニングチケット（当時11歳）と交配したヤングカズミが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は能登ファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、能登敏夫から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

友駿ホースクラブ愛馬会にてで一口馬主が募集された。

加賀武見厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

3月7日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は472kg。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず14着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた2戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では賦性のガッツでゴールまで頑張り、5着を確保した。

4月4日、中1週で迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切り、4着を確保した。

5月2日、中1週で迎えた5戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた6戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のアンバー賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

6月19日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ハイペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。