レッツゴーチャンス（1993年生、母レッツビギン）

レッツゴーチャンス（1993年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時6歳）と交配したレッツビギンが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地9戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1996年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

武田博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

1月28日、デビュー戦は中竹和也騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は510kg。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

2月3日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセイカシミズダニに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月21日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた3戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の檜山特別（函館芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は中竹和也騎手（2戦1勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のマチカネドラムをクビ差振り切って2勝目をゲットした。

10月27日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上900万下の鞍馬特別（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（3戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた6戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の花背特別（京都芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で中竹和也騎手（4戦2勝）。18頭立ての9番人気で17番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入った。

12月8日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上900万下の高砂特別（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中竹和也騎手（5戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したマルイチタイセイに半馬身届かず2着となった。

4歳（1997年）

1月27日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、5歳以上900万下の帆柱山特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で中竹和也騎手（6戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はバテてしまい12着に敗れた。

2月23日、中3週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた9戦目は、5歳以上900万下の須磨特別（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中竹和也騎手（7戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。