フェスティヴオオジ（2014年生、母ビコーソフィア）

フェスティヴオオジ（2014年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋王子」。毛色は栗毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時13歳）と交配したビコーソフィアが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高柳隆男。主な勝ち鞍は2018年の一般C3八九十。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高柳隆男から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、臼井義太郎によって291.6万円で落札された。

蛯名利弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

6月26日、デビュー戦は黛弘人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は472kg。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい8着に終わった。

10月29日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて14着に敗れた。

11月19日、中2週で迎えた3戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1300m 小雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

3歳（2017年）

4月30日、約5か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい16着に敗れた。

6月4日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

8月12日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 雨/重）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

10月11日、中8週で馬体重を前走から19kg戻して迎えた7戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

12月14日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で増田充宏騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

4歳（2018年）

1月2日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3十十一十二（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で増田充宏騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に終わった。

1月30日、中3週で迎えた12戦目は、一般C3八九十（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で増田充宏騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。端を奪う形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘志でバテることなく粘り続けて、最後は2着のロジレガシーを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

3月2日、中3週で迎えた13戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で増田充宏騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。