マリノアマービレ（2018年生、母クラウンポインター）

マリノアマービレ（2018年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+愛らしい(伊)」。毛色は青鹿毛。種牡馬のリーチザクラウン（当時12歳）と交配したクラウンポインターが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はクラウン日高牧場。主な勝ち鞍は2021年のドリームシリーズ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、クラウンから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

清水英克厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

10月4日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。馬体重は430kg。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。

3歳（2021年）

1月16日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

2月27日、中5週で迎えた3戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

3月6日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で山田敬士騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

5月23日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から21kg増やして迎えた5戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた6戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のドリームシリーズ（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のマリノカテドラルに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月27日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のSAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって8着に終わった。

8月21日、中4週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天授の負けん性を発揮してゴールまで頑張り、4着を確保した。

9月1日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のうまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は出水拓人騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

10月3日、中4週で迎えた11戦目は、3歳以上C2 22（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた12戦目は、秋涼賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で出水拓人騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C2 22（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で出水拓人騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた15戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、楓葉賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた16戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、冬日和賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

4歳（2022年）

1月5日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は出水拓人騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

1月21日、中1週で迎えた18戦目は、初陽賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた19戦目は、下萌賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（8戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

2月20日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で出水拓人騎手（9戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、勝ったニジノハシに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

2022年3月10日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。