ヴィーヴォ（2017年生、母レッドクリフ）

Vivo

2017.03.14

ヴィーヴォ（2017年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「活発に（伊）」。毛色は栗毛。種牡馬のキングヘイロー（当時22歳）と交配したレッドクリフが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はサンコウ牧場。主な勝ち鞍は2020年の卯花月賞。

経歴

デビュー前

西橋豊治厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

10月27日、デビュー戦は亀田温心騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は482kg。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で亀田温心騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた3戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

3歳（2020年）

1月10日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったコキュートスに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月11日、中4週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた5戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のグリーンドリーム賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクラウンコジーンに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月8日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、イズジョーボヌールに半馬身交わされて2着に敗北した。

4月4日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の卯花月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では徐々に前との差を詰めて、最後は2着のリビルドを3/4馬身振り切って圧倒的支持に応えた。

9月16日、約5か月半の休養明けで迎えた8戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた9戦目は、浅野皓大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた10戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

10月21日、連闘で迎えた11戦目は、一般C11 14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったサンマルキャンディに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

10月29日、連闘で迎えた12戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、キングズジェムに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

11月13日、中1週で迎えた13戦目は、森篤史 誕生日記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

11月19日、連闘で迎えた14戦目は、がんばれ笠松競馬（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のインテレットに4馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

4歳（2021年）

1月30日、中9週で迎えた15戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、初春月特選（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた16戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、おうし座特選（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。最後はタレてしまい11着に敗れた。