パブリックライフ（1998年生、母マエコウプリンセス）

パブリックライフ（1998年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のゴールデンフェザント（当時12歳）と交配したマエコウプリンセスが17歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）ノースヒルズ。戦績は、中央平地14戦1勝、中央障害1戦0勝。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

新川恵厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

2月24日、デビュー戦は高橋亮騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は478kg。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた3戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るケイアイシーホークを強烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月10日、中1週で迎えた6戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の桐花賞（東京芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

12月1日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に敗れた。

4歳（2002年）

1月13日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（4戦1勝）。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた11戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

3月2日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は高橋亮騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

4月21日、中6週で迎えた13戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/良）に出走。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。5着を確保した。

5月11日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月30日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 雨）に出走。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。