ミラクルウインド（1993年生、母グリーントウショウ）

ミラクルウインド（1993年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時21歳）と交配したグリーントウショウが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富田牧場。戦績は、中央平地7戦1勝。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

二分久男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

6月22日、デビュー戦は土肥幸広騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神芝1600m 小雨/稍重）に出走。馬体重は476kg。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に敗れた。

7月14日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土肥幸広騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダイイチショウリに6馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

9月7日、中4週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で土肥幸広騎手（3戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に敗れた。

4歳（1997年）

3月8日、約6か月の休み明けで迎えた5戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で土肥幸広騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で土肥幸広騎手（5戦1勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

4月19日、中3週で迎えた7戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。