ゼンダンラット（2018年生、母ハートランドスノー）

Zendan Rat

2018.02.09

ゼンダンラット（2018年2月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+ねずみ。本馬の登録年の干支より連想」。毛色は芦毛。種牡馬のタイムパラドックス（当時20歳）と交配したハートランドスノーが10歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は大北牧場。主な勝ち鞍は2022年の4歳以上C2 12。

経歴

デビュー前

藤原辰雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

8月29日、デビュー戦は横山和生騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

9月27日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた3戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

11月8日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は横山和生騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが鈍く13着に敗れた。

3歳（2021年）

2月21日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。最後はタレてしまい16着に敗れた。

3月13日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢一樹騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

5月8日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（3戦0勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

6月16日、中5週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた10戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

7月7日、中2週で迎えた11戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月21日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた13戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上幹太騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた15戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C3（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は井上幹太騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

10月27日、中3週で迎えた17戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた18戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C20（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた19戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた20戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず3着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた21戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったプロペラシャフトに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗れた。

4歳（2022年）

1月13日、中1週で迎えた22戦目は、田中洸多騎手を鞍上に迎えて、一般C14（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた23戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中洸多騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた24戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、一般C17（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

3月14日、中4週で迎えた25戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた26戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るセラダエストレーラを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

4月23日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山田義貴騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず3着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた28戦目は、かに座特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山田義貴騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

デビュー前

山田徹厩舎（佐賀）へ入厩。

7月10日、デビュー戦は石川慎将騎手を鞍上に据えて、4歳以上C2-3（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。馬体重は482kg。8頭立ての6番ゲートからスタート。競走除外となった。

5歳（2023年）

1月22日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた29戦目は、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山田義貴騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた30戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山田義貴騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。