ヒハマタノボル（2014年生、母サルール）

経歴

デビュー前

1歳のとき、村田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、村田牧場から「九州トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、山本武司によって432万円で落札された。

2歳（2016年）

7月2日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

7月30日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。17頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

11月27日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた3戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。17頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

12月10日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初也騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

3歳（2017年）

2月18日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

4月16日、中7週で迎えた7戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったメーティスにねじ伏せられて3/4馬身差の2着となった。

4月23日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初也騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったメモリートニックに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。