タイキバンディット（1997年生、母タイキシークレット）

Taiki Bandit

1997.03.30

タイキバンディット（1997年3月30日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時10歳）と交配したタイキシークレットが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。戦績は、中央平地4戦0勝、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

大樹レーシングクラブにて総額4,200万円（42万×100口）で一口馬主が募集された。

大江原哲厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

9月24日、デビュー戦は田嶋翔騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は490kg。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

10月1日、連闘で迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に出走。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず12着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフレンドリートロフィー（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた4戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のあららぎ特別（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月26日、中3週で迎えた5戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

4歳（2001年）

3月10日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、小林慎一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。