サウンドアフリート（2009年生、母チェリーテースト）

サウンドアフリート（2009年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名」。毛色は栗毛。種牡馬のアフリート（当時25歳）と交配したチェリーテーストが19歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）三石橋本牧場。戦績は、中央平地13戦0勝2着1回、中央障害8戦1勝2着1回、地方2戦1勝。主な勝ち鞍は2013年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

佐藤正雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

7月16日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は432kg。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

8月7日、中2週で迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた3戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

9月11日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた5戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

11月5日、中5週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川島信二騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた8戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島信二騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したスカイコンフォートを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

12月18日、中1週で迎えた9戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島信二騎手（4戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

3歳（2012年）

1月25日、中4週で迎えた10戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の妙見山特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るシンボリエクレールを途轍もない末脚でハナ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

7月28日、約6か月の休養明けで迎えた11戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の唐津特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

10月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見所を作れず13着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた13戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の雨飾山特別（新潟芝2400m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた14戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、能登禄剛崎賞（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

12月16日、中3週で迎えた15戦目は、菅原隆一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての15番人気で大外18番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

4歳（2013年）

2月2日、中6週で迎えた16戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月23日、中2週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で田村太雅騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月16日、中2週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で田村太雅騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったセンシズバイオから2馬身半差の2着となった。

4月6日、中2週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 雨）に出走。鞍上は4戦連続で田村太雅騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエーシンジーラインに3馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

5月5日、中3週で迎えた20戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で田村太雅騎手（4戦1勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月24日、約7か月の休養明けで迎えた21戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で田村太雅騎手（5戦1勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（2014年）

1月18日、中7週で迎えた22戦目は、障害4歳以上オープン（中京障害芝3330m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田村太雅騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月8日、中6週で迎えた23戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で田村太雅騎手（7戦1勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。