スノーライダー（2006年生、母フラッシュメモリー）

スノーライダー（2006年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「雪＋乗り手」。毛色は青鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時14歳）と交配したフラッシュメモリーが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は高橋義浩。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は2008年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

萱野浩二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

10月25日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では途轍もない末脚を爆発させて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のユキノクイーンに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月24日、中3週で迎えた2戦目は、2歳オープンの福島2歳ステークス（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が衰えて16着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず11着に敗れた。

4歳（2010年）

4月18日、約16か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は岩部純二騎手（2戦1勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は一杯になって16着に終わった。

5月25日、中4週で迎えた5戦目は、マルチサドル特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（4戦1勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月11日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩部純二騎手（5戦1勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

10月7日、中3週で迎えた8戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、アーバンステージ神無月賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

11月14日、中4週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、勝ったメイショウタカチホに詰め切れず、4馬身差の2着となった。