エヴァンスウィート（2021年生、母ハルーワスウィート）

エヴァンスウィート（2021年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「『神の恵み』という意味をもつ人名+母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のスワーヴリチャード（当時7歳）と交配したハルーワスウィートが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

友道康夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

7月22日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月24日、中8週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったナムラエイハブに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

10月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井瑠星騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3歳（2024年）

1月13日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井瑠星騎手（3戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

5月12日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

7月14日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスプリングデイに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

10月27日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、C.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（東京芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のクリーンエアをクビ差振り切って優勝