マルタカルーラー（2000年生、母トワノジョオー）

マルタカルーラー（2000年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋支配者」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスカミカゼ（当時7歳）と交配したトワノジョオーが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）永島農産興業。戦績は、地方4戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の3歳。

経歴

デビュー前

町野良隆厩舎（笠松）へ入厩。

3歳（2003年）

8月1日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は531kg。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のピルサドリーダーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月15日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、イチフジサクラに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

9月2日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴山雄一騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、勝ったニホンピロセシルにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

9月18日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。