サクラメント（2015年生、母スペシャルウーマン）

サクラメント（2015年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「神の見えない恩寵」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアイルハヴアナザー（当時6歳）と交配したスペシャルウーマンが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）平野牧場。戦績は、中央平地5戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2018年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,200万円（12万×100口）で一口馬主が募集された。

清水英克厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

10月8日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/重）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に敗れた。

3歳（2018年）

6月16日、約8か月半の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

7月17日、中3週で迎えた3戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインホープ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

8月19日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

9月23日、中4週で迎えた5戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のイディナロークをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

10月20日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦1勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。