カメケンサンバ（2003年生、母マスダイチリン）

Kameken Samba

2003.03.10

カメケンサンバ（2003年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時11歳）と交配したマスダイチリンが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）渕瀬ファーム。戦績は、地方14戦3勝。主な勝ち鞍は2006年の3歳。

経歴

デビュー前

中村護厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2006年）

5月11日、デビュー戦は山田信大騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 雨/重）に出走。馬体重は504kg。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

6月30日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、平均ペースで集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のチャームマーカーを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

4歳（2007年）

5月8日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から25kg戻して迎えた3戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

5月22日、中1週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた4戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって14着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた5戦目は、脇本一幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では全く伸びず13着に終わった。

11月27日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた6戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。先手を取り、若干緩いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のマスクラリーをハナ差振り切って久しぶりに白星を挙げた。

5歳（2008年）

2月20日、中9週で迎えた8戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

4月21日、中8週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた9戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、一般C3八九（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線に入ると、前で粘るハイセンスガールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月7日、中7週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた11戦目は、一般C3九十（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（5戦2勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

8月31日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた13戦目は、一般C3九十（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（6戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦したが、5着に終わった。

10月7日、中4週で迎えた14戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（7戦2勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に敗れた。