ミネルバ（2017年生、母ローズオットー）

Minerva

2017.04.09

ミネルバ（2017年4月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「詩、医学、知恵、工芸、魔術を司るローマ神話の女神」。毛色は栗毛。種牡馬のタートルボウル（当時15歳）と交配したローズオットーが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、新谷正子によって1,404万円で落札された。

加藤征弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

8月31日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1500m 晴/稍重）に出走。馬体重は442kg。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月3日、中8週で迎えた2戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はバテてしまい16着に敗れた。

3歳（2020年）

2月16日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上はC.ルメール騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

3月14日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

5月16日、中8週で迎えた5戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/良）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。

2020年7月1日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月17日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の笹五位特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2九十（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沢田龍哉騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

10月30日、連闘で迎えた9戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

2020年11月5日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。