ケイコワンデイ（2004年生、母タケノレディ）

ケイコワンデイ（2004年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋いつの日か」。毛色は栗毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時16歳）と交配したタケノレディが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は折手牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、中央障害2戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2008年の一般C14。

経歴

デビュー前

1歳のとき、折手牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、小林けい子によって420万円で落札された。

上原博之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

10月21日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は510kg。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

3歳（2007年）

4月7日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではいいところがなく15着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた4戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に敗れた。

5月27日、中4週で迎えた5戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

7月15日、中6週で迎えた6戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

8月25日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は田中剛騎手（1戦0勝）。17頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

10月13日、中6週で迎えた8戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝2400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。17頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

11月17日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

4歳（2008年）

1月12日、中7週で迎えた10戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 雨）に出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

5月4日、約4か月の休み明けで迎えた11戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月10日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、一般C14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシルクオデッセイに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。