ウインフロリゼル（2020年生、母アステュート）

Win Florizel

2020.05.29

ウインフロリゼル（2020年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+物語に登場する王子の名」。毛色は青鹿毛。種牡馬のリオンディーズ（当時7歳）と交配したアステュートが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は桜井牧場。

経歴

デビュー前

1歳のとき、桜井牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、コスモヴューファームによって1,760万円で落札された。

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

11月26日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。17頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

3歳（2023年）

4月9日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

5月5日、中3週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた4戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の田口秀夫還暦記念杯（名古屋ダート1500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた5戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 雨/重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた6戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート920m 雨/不良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったハングリーゴーストに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

6月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた9戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の中根紀夫記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の寺本重彦お誕生日おめでとう記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は大畑慧悟騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大畑慧悟騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のあきもっちゃん退職金オールイン（名古屋ダート1500m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で大畑慧悟騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

9月21日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で大畑慧悟騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

10月3日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた15戦目は、一般C25（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。