ニシノキラボシ（2008年生、母ニシノムーンライト）

ニシノキラボシ（2008年2月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋綺羅星、美しく輝く星」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時10歳）と交配したニシノムーンライトが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回、地方16戦0勝。主な勝ち鞍は2011年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

田所秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

9月12日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は404kg。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

3歳（2011年）

2月12日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 小雪/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、4着に入った。

6月18日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したハイライトリールを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月9日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた5戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月30日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

9月3日、中4週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のコマノスクアーロをハナ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

4歳（2012年）

6月10日、約9か月半の休養明けで迎えた8戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見せ場を作れず14着に敗れた。

8月25日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1500m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

10月2日、中4週で迎えた10戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、スウィフトカレント賞（門別ダート2000m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪い、リードを5馬身以上キープして、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた11戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、ブックネットワン特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた12戦目は、冬桜特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は沼沢英知騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後はタレてしまい10着に終わった。

5歳（2013年）

5月1日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、しずない桜まつり特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた14戦目は、たきかわ菜の花特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた15戦目は、クロフネ・プレミアム（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

6月25日、中3週で迎えた16戦目は、おけと人間ばん馬大会特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で桜井拓章騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた17戦目は、つぼ八40周年記念特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で桜井拓章騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい11着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた18戦目は、雪印種苗スノービルダー特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で桜井拓章騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた19戦目は、アルーダ日高西部特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で桜井拓章騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた20戦目は、日高建設協会特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で桜井拓章騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた21戦目は、いつもあったかホクレン灯油特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で桜井拓章騎手（8戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた22戦目は、根室さんま祭り特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で桜井拓章騎手（9戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

10月15日、中3週で迎えた23戦目は、日高町家畜自衛防疫組合特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で桜井拓章騎手（10戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びを欠き11着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた24戦目は、じっくりコトコト特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で桜井拓章騎手（11戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

11月13日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた25戦目は、室蘭日本五大工場夜景特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で桜井拓章騎手（12戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。