ウインログロ（2014年生、母テイクマイハート）

ウインログロ（2014年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋達成、実績（西）」。毛色は鹿毛。種牡馬のアンライバルド（当時8歳）と交配したテイクマイハートが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ノースガーデン。戦績は、中央平地4戦0勝、地方35戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2018年の一般C2四。

経歴

デビュー前

ウインレーシングクラブにて総額1,500万円（3.75万×400口）で一口馬主が募集された。

奥村豊厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

12月4日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は412kg。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

3歳（2017年）

3月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

4月12日、中4週で迎えた4戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップチェリー賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は高倉稜騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

6月4日、中3週で迎えた6戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月11日、連闘で迎えた7戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったベルウッドスバルに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月18日、連闘で迎えた8戦目は、3歳戦の三遊亭良楽落語家生活30周年記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

7月11日、中2週で迎えた9戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

7月16日、連闘で迎えた10戦目は、3歳B7（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

7月23日、連闘で迎えた11戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田弘治騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた13戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた14戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

9月12日、連闘で迎えた15戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、3歳B8（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

9月19日、連闘で迎えた16戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で西森将司騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

9月24日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2十（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西森将司騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

10月1日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

10月8日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2十（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（7戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

10月15日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は西森将司騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したスマッグフェイスを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

10月22日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2八（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西森将司騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月29日、連闘で迎えた22戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

11月5日、連闘で迎えた23戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

11月21日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2六（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（8戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2六（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（9戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2六（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（10戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

4歳（2018年）

3月25日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた27戦目は、一般C2六（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（11戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

4月1日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた28戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったテンエイハヤブサに詰め切れず、約13馬身差の2着となった。

4月17日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2四（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではにじり寄るように前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のジェネローゾを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

5月8日、中2週で迎えた30戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい8着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1五（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1八（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて5着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた33戦目は、湯涌温泉氷室開き特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（12戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（13戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（14戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

8月9日、連闘で迎えた36戦目は、一般C2二（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（15戦0勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で藤田弘治騎手（16戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2六（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

9月18日、連闘で迎えた39戦目は、蔵コンサート特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（17戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。