ブラザーウインド（2010年生、母スターライトダンス）

ブラザーウインド（2010年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「兄弟＋風」。毛色は栗毛。種牡馬のサムライハート（当時8歳）と交配したスターライトダンスが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）スピードファーム。戦績は、中央平地16戦0勝2着3回、地方4戦0勝。

経歴

デビュー前

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

6月3日、デビュー戦は田中博康騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中博康騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（福島ダート1000m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で田中博康騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

8月4日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で田中博康騎手（3戦0勝）。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

8月11日、連闘で迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨシカワクンから3/4馬身差の2着となった。

9月1日、中2週で迎えた6戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月14日、中5週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた8戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

11月17日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。

3歳（2013年）

3月9日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から6kg絞って迎えた10戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

3月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、抜け出したドラグレスクに半馬身届かず2着に敗北した。

4月21日、中3週で迎えた12戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 小雨/重）に出走。18頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したシュリメジャーにクビ差届かず2着に甘んじた。

5月25日、中2週で迎えた14戦目は、C.ウィリアムズ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた15戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ウィリアムズ騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

8月17日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。17頭立ての2番人気に推されて大外17番ゲートからスタート。16着に敗れた。

4歳（2014年）

4月29日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに18kg増やして迎えた17戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、黒ラベルThe北海道特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

6月3日、中4週で迎えた18戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、南風賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた19戦目は、さざなみ賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた20戦目は、アルタイル賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず14着に終わった。