コクサイハローズ（2000年生、母ハローイッツミー）

Kokusai Hallow's

2000.04.25

コクサイハローズ（2000年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋神聖（母名から連想して）」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時19歳）と交配したハローイッツミーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は山本 文雄。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害3戦0勝、地方12戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年のガーベラ特別(一般C3)。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 22戦4勝 [4-2-2-14/22]
• 総賞金 国内: 523万円
• 生年月日: 2000年4月25日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牡
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 中島敏文 美浦
• 馬主: （株）国際ターフ倶楽部
• 生産者: 山本 文雄
• 抹消情報: 中央：2004年10月29日抹消; 地方：2004年6月10日抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 3馬身

ベストレース

• レース名: 3歳以上500万下
• 日付/馬齢: 2004年8月15日/4歳
• コース: 新潟芝2000m 左 外
• 着順: 7着
• オッズ/人気: 246.3倍/15番人気
• 馬番/頭数: 13番/16頭
• 天候: 晴 26.3℃
• 馬場状態/馬場速度: 良/稍遅
• レースラップ: 平均=11.8/ラスト=12.6
• レースペース: スロー
• 通過順位: 14-14
• 馬体重 増減: 504kg +6
• 出走間隔: 約3か月半の休養明け
• 騎手 斤量: 宗像徹 57.0kg

血統

概要

母のハローイッツミーは地方23戦6勝2着3回。祖母のイシノホーマーは地方24戦3勝2着4回。曾祖母のロッキープリンセスは中央平地10戦1勝2着1回、地方7戦4勝2着2回。父のシンボリルドルフは中央G1・7勝（中山芝[3勝],京都芝[2勝],東京芝[2勝]）。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Pharos＝Fairway	5*6*7*7×6*7	8.59%
きS	Heldifann＝Durban	6*7*7	3.12%
牡	Nearco	6×5*7*7	6.25%
牡	Tourbillon	6*6×7	3.9%
牡	Hyperion	6*7×6*7*7*7	6.25%
牡	Solario	7×7	1.56%
牡	Gainsborough	7*7×7	2.34%
牡S	Blandford	6*7*7	3.12%
牡S	Son-in-Law	7*7	1.56%
牡M	Nearctic	4*6	7.81%
牡M	Bull Lea	7*7	1.56%
牝	Lavendula	6×7	2.34%
牝M	Lady Angela	5*6*7	5.46%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 パーソロン 1960 （IRE）		Milesian 1953 （GB）	My Babu	Djebel
				Perfume
			Oatflake	Coup de Lyon
				Avena
		Paleo 1953 （FR）	Pharis	Pharos
				Carissima
父 シンボリルドルフ 1981 （JPN）			Calonice	Abjer
				Coronis
		スピードシンボリ 1963 （JPN）	ロイヤルチヤレンヂヤー	Royal Charger
				Skerweather
父の母 スイートルナ 1972 （JPN）			スイートイン	ライジングライト
				フイーナー
		ダンスタイム 1957 （IRE）	Palestine	Fair Trial
				Una
			Samaritaine	Maravedis
				Sarita
母の父 メジロライアン 1987 （JPN）		アンバーシャダイ 1977 （JPN）	ノーザンテースト	Northern Dancer
				Lady Victoria
			クリアアンバー	Ambiopoise
				One Clear Call
		メジロチェイサー 1977 （JPN）	メジロサンマン	Charlottesville
				パラデイシア
母 ハローイッツミー 1994 （JPN）			シエリル	スノツブ
				Chanel
		ノノアルコ 1971 （USA）	Nearctic	Nearco
				Lady Angela
母の母 イシノホーマー 1986 （JPN）			Seximee	Hasty Road
				Jambo
		ロッキープリンセス 1974 （JPN）	ロムルス	Ribot
				Arietta
			クラツクリユウ	ヒンドスタン
				フレーミングフアイア

血統分類

• サイアーライン: パーソロン系
• ファミリーナンバー: 10-a

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2004/10/24 東京	障害3000m 良 晴	障害3歳以上未勝利	メジロアービン 14.5	12 / 14	7枠 12番	亀山泰延	60kg	15.6	5人	7-9-11-12		500	+4
2004/09/26 中山	障害2880m 稍 曇	障害3歳以上未勝利	ローレルバレット 0.9	4 / 8	6枠 6番	亀山泰延	60kg	3.0	2人	2-2-3-3		496	0
2004/09/11 中山	障害2880m 良 曇	障害3歳以上未勝利	アイアイラッキー 0.4	3 / 9	1枠 1番	宗像徹	60kg	13.0	5人	5-5-5-4		496	-8
2004/08/15 新潟	芝2000m 良 晴	3歳以上500万下	カシマコンドル 1.3	7 / 16	7枠 13番	宗像徹	57kg	246.3	15人	14-14	35.7 / 35.9	504	+6
2004/05/08 高崎	ダ1500m 稍 晴	ガーベラ特別	(タキノアルダン) -0.4	1 / 9	3枠 3番	茂呂菊次郎	56kg		3人			498	-2
2004/04/24 宇都宮	ダ1500m 良 晴	光徳賞	サクラアクート 3.7	9 / 9	1枠 1番	茂呂菊次郎	56kg		6人			500	+5
2004/04/10 高崎	ダ1500m 良 晴	アザレア特別	ダイワバンカー 1.1	5 / 10	3枠 3番	茂呂菊次郎	55kg		5人			495	-1
2004/03/13 高崎	ダ1500m 良 晴	もくれん特別	テンジンテンカ 2.0	3 / 9	8枠 8番	木村芳晃	55kg		3人			496	-2
2004/02/29 高崎	ダ1400m 良 晴	一般C4 11	ダイワバンカー 0.2	2 / 10	4枠 4番	茂呂菊次郎	57kg		4人			498	-7
2004/02/22 宇都宮	ダ1300m 良 晴	一般C4ニ	(コスモウルフ) 0.0	1 / 10	3枠 3番	茂呂菊次郎	57kg		1人			505	+5
2004/02/11 高崎	ダ1400m 良 晴	一般C4-20	(ロイヤルプレミアム) -0.6	1 / 8	5枠 5番	茂呂菊次郎	56kg		1人			500	+4
2004/01/31 高崎	ダ1330m 良 晴	一般C4 14	タマルヴィクトリー 1.7	8 / 9	2枠 2番	茂呂菊次郎	56kg		3人			496	0
2003/12/30 高崎	ダ1500m 良 晴	シルバーサドル賞	タイインカローズ 1.5	5 / 12	8枠 11番	金井正幸	56kg		4人			496	0
2003/12/21 高崎	ダ1330m 重 晴	一般C4 15	スーパーバローズ 1.4	7 / 10	5枠 5番	茂呂菊次郎	57kg		2人			496	-1
2003/11/30 高崎	ダ1330m 不 曇	一般C4 15	(バンブーアタランタ) -0.1	1 / 10	8枠 10番	茂呂菊次郎	56kg		1人			497	-2
2003/11/22 高崎	ダ1400m 稍 晴	一般C4 C5-23	エドノセンチュリー 0.1	2 / 8	3枠 3番	茂呂菊次郎	56kg		1人			499	-11
2003/09/27 中山	芝1800m 良 晴	3歳未勝利	トーアヴイゴール 0.6	8 / 15	3枠 4番	沢昭典	56kg	78.4	12人	7-7-7-7	35.9 / 39.5	510	+24
2003/06/14 東京	芝2400m 良 曇	3歳未勝利	ドリームパートナー 0.5	5 / 15	2枠 3番	坂井千明	56kg	19.5	8人	3-3-3-3	34.9 / 38.3	486	-8
2003/05/31 東京	芝2300m 稍 雨	3歳未勝利	ザンジバル 1.3	6 / 16	7枠 13番	坂井千明	56kg	38.5	8人	13-14-15-15	37.3 / 38.8	494	+12
2003/05/11 新潟	芝2200m 良 曇	3歳未勝利	テンエイマッスル 0.6	5 / 11	1枠 1番	坂井千明	56kg	27.2	6人	6-6-6-8	35.5 / 39.6	482	-2
2003/04/20 福島	芝2000m 稍 雨	3歳未勝利	タニノボルガ 1.9	7 / 14	2枠 2番	坂井千明	56kg	14.7	6人	10-10-11-11	37.5 / 37.9	484	-6
2003/04/06 福島	ダ1700m 重 晴	3歳未勝利	ロマニスタ 2.8	10 / 12	6枠 8番	坂井千明	56kg	32.9	8人	12-12-12-10	39.1 / 38.3	490

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山本文雄から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

相川勝敏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

4月6日、デビュー戦は坂井千明騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。馬体重は490kg。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

5月31日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝2300m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

6月14日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井千明騎手（4戦0勝）。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

9月27日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた6戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

11月22日、中7週で迎えた7戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C4 C5-23（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエドノセンチュリーから半馬身差の2着に敗北した。

11月30日、連闘で迎えた8戦目は、一般C4 15（高崎ダート1330m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のバンブーアタランタに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月21日、中2週で迎えた9戦目は、一般C4 15（高崎ダート1330m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で茂呂菊次郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月30日、連闘で迎えた10戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、シルバーサドル賞（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2004年）

1月31日、中4週で迎えた11戦目は、一般C4 14（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4-20（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のロイヤルプレミアムに3馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

2月22日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4ニ（宇都宮ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で茂呂菊次郎騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモウルフをアタマ差制して3勝目を手に入れた。

2月29日、連闘で迎えた14戦目は、一般C4 11（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で茂呂菊次郎騎手（6戦3勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイワバンカーから1馬身差の2着となった。

3月13日、中1週で迎えた15戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、もくれん特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた16戦目は、アザレア特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（7戦3勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた17戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（8戦3勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた18戦目は、ガーベラ特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で茂呂菊次郎騎手（9戦3勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のタキノアルダンに2馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

8月15日、約3か月半の休養明けで迎えた19戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

9月11日、中3週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた21戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月24日、中3週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。12着に敗れた。