コクサイハローズ（2000年生、母ハローイッツミー）

コクサイハローズ（2000年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋神聖（母名から連想して）」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時19歳）と交配したハローイッツミーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は山本文雄。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害3戦0勝、地方12戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年のガーベラ特別(一般C3)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山本文雄から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

相川勝敏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

4月6日、デビュー戦は坂井千明騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。馬体重は490kg。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

5月31日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝2300m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

6月14日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井千明騎手（4戦0勝）。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

9月27日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた6戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

11月22日、中7週で迎えた7戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C4 C5-23（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエドノセンチュリーから半馬身差の2着に敗北した。

11月30日、連闘で迎えた8戦目は、一般C4 15（高崎ダート1330m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のバンブーアタランタに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月21日、中2週で迎えた9戦目は、一般C4 15（高崎ダート1330m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で茂呂菊次郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月30日、連闘で迎えた10戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、シルバーサドル賞（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2004年）

1月31日、中4週で迎えた11戦目は、一般C4 14（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4-20（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のロイヤルプレミアムに3馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

2月22日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4ニ（宇都宮ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で茂呂菊次郎騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモウルフをアタマ差制して3勝目を手に入れた。

2月29日、連闘で迎えた14戦目は、一般C4 11（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で茂呂菊次郎騎手（6戦3勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイワバンカーから1馬身差の2着となった。

3月13日、中1週で迎えた15戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、もくれん特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた16戦目は、アザレア特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（7戦3勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた17戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（8戦3勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた18戦目は、ガーベラ特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で茂呂菊次郎騎手（9戦3勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のタキノアルダンに2馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

8月15日、約3か月半の休養明けで迎えた19戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

9月11日、中3週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた21戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月24日、中3週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。12着に敗れた。