ダイタクサーパス（1986年生、母ローズホマレ）

ダイタクサーパス（1986年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のトスター（当時13歳）と交配したローズホマレが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は中館孝。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1988年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

梅田康雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

6月18日、デビュー戦は岸滋彦騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は404kg。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタップダンサーに詰め切れず、約10馬身差の2着となった。

7月17日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で岸滋彦騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で岸滋彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

8月13日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で岸滋彦騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のユーショウマンナに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月20日、連闘で迎えた6戦目は、2歳オープンのアラブ3歳特別（小倉芝1200m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で岸滋彦騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

9月25日、中4週で迎えた7戦目は、アラ系3歳オープン（阪神ダート1200m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で岸滋彦騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。