スキーサンダー（2021年生、母スキースクール）

スキーサンダー（2021年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部+父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のThunder Snow（当時7歳）と交配したスキースクールが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2024年の一般C1七八。

経歴

デビュー前

辻哲英厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

6月16日、デビュー戦は横山琉人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、リードを2馬身以上確保して、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

7月20日、中4週で迎えた2戦目は、小林勝太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

7月28日、連闘で迎えた3戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したテイエムタリスマに3/4馬身届かず2着に敗北した。

8月10日、中1週で迎えた4戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月31日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

11月29日、約3か月の休み明けで迎えた7戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、森羅万象賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、ビレッジスティールに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

12月16日、中1週で迎えた8戦目は、一般C1七八（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のソラリゼーションをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

4歳（2025年）

3月12日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、一般C1二三（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナでなんとか走り抜いたが、勝ったアーバンヒーローにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

4月1日、中2週で迎えた10戦目は、桜花爛漫スプリント（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で張田昂騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮戦したが、ブルーミングヒルに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5月6日、中4週で迎えた11戦目は、オダマキスプリント（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で張田昂騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた12戦目は、薫風特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で張田昂騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月2日、連闘で迎えた13戦目は、スイカズラスプリント（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で張田昂騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

8月8日、中9週で迎えた14戦目は、所蛍騎手を鞍上に迎えて、夏紅特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

8月27日、中2週で迎えた15戦目は、おとめ座スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で所蛍騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

9月22日、中3週で迎えた16戦目は、夜長月特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は張田昂騎手（7戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

9月29日、連闘で迎えた17戦目は、オリオンビアバー船橋競馬場店営業中記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は所蛍騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。