グレースドゥモナコ（2012年生、母サワノパルファン）

グレースドゥモナコ（2012年4月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「王妃に捧げたバラ名」。毛色は鹿毛。種牡馬のタイキシャトル（当時18歳）と交配したサワノパルファンが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）スマイルファーム。戦績は、中央平地4戦1勝。主な勝ち鞍は2015年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

松永昌博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2015年）

3月15日、デビュー戦は森一馬騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。18頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では超凡な末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

4月4日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森一馬騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて17番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のカレンオプシスをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

5月2日、中3週で迎えた3戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のあやめ賞（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

10月17日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳以上500万下（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は森一馬騎手（2戦1勝）。18頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。