ランドカイザー（1985年生、母ミスダーリング）

Land Kaiser

1985.06.05

ランドカイザー（1985年6月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のゴーマーチング（当時20歳）と交配したミスダーリングが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者はオオタ牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害9戦1勝。主な勝ち鞍は1990年の障害5歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

上田三千夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

3月20日、デビュー戦は鍜治谷誠騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は458kg。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

4月16日、中3週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で鍜治谷誠騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って13着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鍜治谷誠騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた4戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入った。

4歳（1989年）

7月16日、約14か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、藤原哲朗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

8月6日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、4歳以上400万下（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原哲朗騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原哲朗騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた8戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（小倉芝1800m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

5歳（1990年）

1月13日、約4か月半の休養明けで迎えた9戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は藤原哲朗騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた10戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で藤原哲朗騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた11戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で藤原哲朗騎手（5戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。最後は、2着のヒノデテイオーに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月10日、中3週で迎えた12戦目は、ハンデ重賞の阪神障害ステークス（春）（阪神障害芝3200m 晴/良）に55kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で藤原哲朗騎手（6戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた13戦目は、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で藤原哲朗騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた14戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。鞍上は6戦連続で藤原哲朗騎手（8戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月27日、中4週で迎えた15戦目は、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で藤原哲朗騎手（9戦1勝）。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた16戦目は、障害4歳以上400万下（中京障害芝2800m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で藤原哲朗騎手（10戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた17戦目は、障害4歳以上400万下（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で藤原哲朗騎手（11戦1勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。