ジェームズバローズ(2009年生、母ミスフーバフーバ)

James Barows

2009.03.16

ジェームズバローズ(2009年3月16日)は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名+冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープインパクト(当時7歳)と交配したミスフーバフーバが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は折手牧場。戦績は、中央平地10戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年の3歳500万下。

経歴

デビュー前

当歳のとき、折手牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、猪熊広次によって3,150万円で落札された。

中竹和也厩舎(栗東)へ入厩。

2歳(2011年)

9月11日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬札幌芝1800m 曇/良)に出走。馬体重は482kg。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

10月1日、中2週で迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利札幌芝1800m 小雨/稍重)に出走。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

3歳(2012年)

1月8日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利京都芝2000m 晴/良)に出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

1月29日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、3歳未勝利東京芝2400m 晴/良)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手(1戦0勝)。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利東京芝2000m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手(2戦0勝)。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、ラスヴェンチュラスに3/4馬身交わされて2着となった。

3月3日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利阪神芝2200m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手(3戦0勝)。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったグランプリブラッドに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4月1日、中3週で迎えた7戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利中山芝2200m 外回り 晴/良)に出走。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで持ち堪えて、最後は2着のライトヴァースに1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。

4月21日、中2週で迎えた8戦目は、3歳500万下のムーニーバレーレーシングクラブ賞京都芝2400m 外回り 晴/良)に出走。鞍上は岩田康誠騎手(4戦0勝)。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月26日、中4週で迎えた9戦目は、C.ウィリアムズ騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下東京芝2400m 晴/良)に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のリキサンイレブンをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

8月4日、中9週で迎えた10戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の西部スポニチ賞小倉芝2000m 晴/良)に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったオーシャンブルーにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。