テイエムカントリー（1999年生、母グッドラックレディ）

テイエムカントリー（1999年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時7歳）と交配したグッドラックレディが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富田牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方17戦1勝。主な勝ち鞍は2003年の一般C2。

経歴

デビュー前

福島信晴厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

8月11日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は526kg。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

8月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

9月1日、連闘で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい6着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた4戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

3歳（2002年）

6月15日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

6月29日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着を確保した。

7月20日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

8月3日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林徹弥騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた9戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

9月21日、中4週で迎えた10戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ハイペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた11戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

4歳（2003年）

4月28日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた12戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた14戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた15戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた17戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月28日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた20戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月25日、連闘で迎えた21戦目は、菅原順騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月15日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月22日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のマツリタイザンをアタマ差制して待望の初白星を挙げた。

9月29日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月6日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（5戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。