トウカイギンガ（1997年生、母ポインテツドレデイー）

トウカイギンガ（1997年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマルゼンスキー（当時23歳）と交配したポインテツドレデイーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はマル善橋本牧場。戦績は、地方9戦5勝。2000年の’00ゴールデンステッキ賞に勝利した他、2000年の’00雲取賞を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、白井吉美から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、内村正則によって1,837.5万円で落札された。

八木仁厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1999年）

10月23日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のパークエデンに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月23日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦の山茶花特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマスコットリーダーに2馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

12月23日、中3週で迎えた3戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、2歳G2の全日本3歳優駿（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3歳（2000年）

1月11日、中2週で迎えた4戦目は、3歳オープンの’00ゴールデンステッキ賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のラブバージョンに2馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

2月29日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳オープンの’00雲取賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（3戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のナイキゴールドに2馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

9月28日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた6戦目は、ハンデ戦の’00ムーンライトカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（4戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のジャストアドラゴンをアタマ差振り切って久方ぶりの実戦を制した。

10月17日、中2週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞のスーパーチャンピオンシップ（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（5戦5勝）。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

5歳（2002年）

3月15日、約17か月の休み明けで迎えた8戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の弥生特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。13着に敗れた。

5月2日、中6週で迎えた9戦目は、ハンデ戦のさつき特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。