グランマステルビ（1987年生、母デイープレデイ）
Grandma Stilvi
1987.05.12
グランマステルビ（1987年5月12日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のテリオス（当時6歳）と交配したデイープレデイが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は平山牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回、地方32戦0勝。1989年のカンナステークス(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
栗田博憲厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1989年）
6月18日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（札幌ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は436kg。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。
7月2日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサクラスズカオーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。
7月15日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、かなりのハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニホンピロダッハに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。
7月30日、中1週で迎えた4戦目は、2歳G3の札幌3歳ステークス（函館芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。
9月30日、中8週で迎えた5戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのカンナステークス（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。
3歳（1990年）
5月20日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた6戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の桐花賞（東京芝1400m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて6着に終わった。
6月17日、中3週で迎えた7戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のクレマチス賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。
6月30日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下のローズマリー賞（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。
7月14日、中1週で迎えた9戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。
7月29日、中1週で迎えた10戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず13着に終わった。
12月4日、約4か月半の休養明けで迎えた11戦目は、山崎尋美騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。11着に敗れた。
12月29日、中3週で迎えた12戦目は、關村孝治騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。
4歳（1991年）
1月9日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた13戦目は、一ノ瀬亨騎手を鞍上に迎えて、むつき特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。
1月25日、中1週で迎えた14戦目は、福寿草特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で一ノ瀬亨騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。
2月8日、中1週で迎えた15戦目は、うぐいす特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で一ノ瀬亨騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。
5月25日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた16戦目は、丸山弘之騎手を鞍上に迎えて、一般A2 B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月9日、中1週で迎えた17戦目は、一般A2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山弘之騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月5日、中3週で迎えた18戦目は、工藤勉騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月19日、中1週で迎えた19戦目は、一般A2（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は丸山弘之騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月14日、中3週で迎えた20戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山弘之騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月12日、中3週で迎えた21戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山弘之騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月13日、中3週で迎えた22戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山弘之騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月28日、中1週で迎えた23戦目は、一般B1（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で丸山弘之騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月15日、中2週で迎えた24戦目は、一般B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸山弘之騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月12日、中3週で迎えた25戦目は、ヤスフジ記念（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で丸山弘之騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
5歳（1992年）
1月3日、中2週で迎えた26戦目は、横山克彦騎手を鞍上に迎えて、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
1月17日、中1週で迎えた27戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山克彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。
2月4日、中2週で迎えた28戦目は、一般A B（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は丸山弘之騎手（9戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。
2月16日、中1週で迎えた29戦目は、一般B1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山弘之騎手（10戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
2月28日、中1週で迎えた30戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山弘之騎手（11戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
3月14日、中1週で迎えた31戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山弘之騎手（12戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月29日、中1週で迎えた32戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山弘之騎手（13戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月24日、中3週で迎えた33戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月5日、中1週で迎えた34戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は横山克彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。
5月28日、中2週で迎えた35戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は丸山弘之騎手（14戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月18日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた36戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月4日、中6週で迎えた37戦目は、本厚司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。6頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月18日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上B3-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本厚司騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月30日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた39戦目は、4歳以上C1-4（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で本厚司騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
6歳（1993年）
4月12日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに15kg増やして迎えた40戦目は、4歳以上C3-1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で本厚司騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
4月27日、中1週で迎えた41戦目は、山下誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3-2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。
5月10日、中1週で迎えた42戦目は、井樋一也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3-2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。