ウツミキングマン（2004年生、母シードランサー）

ウツミキングマン（2004年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋王者」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時18歳）と交配したシードランサーが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は酒井亨。戦績は、中央平地3戦0勝、地方14戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年のホープフル。

経歴

デビュー前

1歳のとき、酒井亨から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

村上佐重喜厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2006年）

6月17日、デビュー戦は板垣吉則騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（水沢ダート850m 晴/重）に出走。馬体重は435kg。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた3戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、2歳（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアンダーボナンザを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。

9月24日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線に入ると、前で粘るアケボノニセイを上がり0位の末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

10月15日、中2週で迎えた7戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の若駒賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた8戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の黄菊賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に敗れた。

11月25日、中3週で迎えた9戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、2歳A2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

3歳（2007年）

1月2日、中4週で迎えた10戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のキング（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月4日、中8週で迎えた11戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず15着に終わった。

5月19日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のガーベラ賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた13戦目は、3歳500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

7月11日、中5週で迎えた14戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップバナナ賞（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

8月10日、中0週で迎えた16戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

9月17日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、祝!三村展久200勝記念（福山ダート1600m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。