ニシノダイフゴウ（2002年生、母ブランドピート）

ニシノダイフゴウ（2002年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋大富豪のように稼いで欲しい」。毛色は鹿毛。種牡馬のパラダイスクリーク（当時13歳）と交配したブランドピートが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方14戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の一般D2-1。

経歴

デビュー前

浅野洋一郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

5月29日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は554kg。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた2戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に終わった。

4歳（2006年）

6月21日、約12か月半の休み明けで迎えた3戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、一般D3-3（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ギンマクノヨウセイに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月6日、中1週で迎えた4戦目は、一般D3-2（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のテラノペガサスに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月19日、中1週で迎えた5戦目は、一般D2-2（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。11着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた6戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、一般D2-3（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた7戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般D2-1（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のオリオンザブリーズに4馬身の差をつけて制した。

12月10日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、浅沼傑騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

5歳（2007年）

1月2日、中2週で馬体重を前走からさらに17kg増やして迎えた9戦目は、森田直哉騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず3着に敗れた。

1月14日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は浅沼傑騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

1月20日、連闘で迎えた11戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で浅沼傑騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で浅沼傑騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るオードリーローズを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月10日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で浅沼傑騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

3月11日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で浅沼傑騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

4月14日、中4週で迎えた15戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で浅沼傑騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた16戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。