フェリシアムーン（2022年生、母クラリティーアイズ）

フェリシアムーン（2022年2月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「幸運に由来する花名+月。父名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時19歳）と交配したクラリティーアイズが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はサンバマウンテンファーム。主な勝ち鞍は2025年の東一男さん還暦祝記念(一般C2十五)。

経歴

デビュー前

小野次郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2025年）

6月15日、デビュー戦は嶋田純次騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は422kg。18頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

8月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で嶋田純次騎手（1戦0勝）。17頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

10月7日、中4週で迎えた3戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、MASAYUKI☆AKANE結婚記念（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた4戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、東一男さん還暦祝記念（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。7頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のユナパールに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月4日、中1週で迎えた5戦目は、特別編成（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は加藤翔馬騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、アイトカコイトカにハナ差交わされて2着となった。

11月17日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2五（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2八（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。