グロリアスグレイス（2021年生、母レイロー）

Glorious Grace

2021.01.07

グロリアスグレイス（2021年1月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「輝かしい恵み」。毛色は鹿毛。種牡馬のファインニードル（当時8歳）と交配したレイローが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はパカパカファーム。主な勝ち鞍は2025年の一般C25。

経歴

デビュー前

1歳のとき、パカパカファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、栗山学によって1,705万円で落札された。

鮫島一歩厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

9月23日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー阪神（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は484kg。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

3歳（2024年）

1月14日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた3戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

4歳（2025年）

3月25日、約14か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた4戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヤタガラスマヒナに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月23日、中3週で迎えた5戦目は、山崎川特別（名古屋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコマゼロワンに4馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。