オノユウ（2007年生、母オナーザミント）
Onoyu
2007.03.23
オノユウ（2007年3月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「造語」。毛色は鹿毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時14歳）と交配したオナーザミントが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は池田牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方23戦5勝2着3回。2009年のエーデルワイス賞(牝Jpn3)に勝利した他、2009年の栄冠賞(地方重賞)を制するなどの活躍をした。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 24戦5勝 [5-3-1-15/24]
- 総賞金国内
- 3,010万円
- 生年月日
- 2007年3月23日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牝
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 角川秀樹北海道
- 馬主
- （株）オリオンファーム
- 生産者
- 池田牧場
- セール落札価格
- 199万円
北海道オータムセール サラブレッド 1歳
- 抹消情報
- 中央：2009年7月28日抹消
地方：2012年3月8日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
祖母のストームザミントは海外5戦2勝。曾祖母のMint Coolerは海外14戦4勝。父のバブルガムフェローは中央G1・2勝（中山芝[1600m],東京芝[2000m]）。
近親馬
※活躍馬のみ。産駒
7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| きS | Pharos＝Fairway | 7*7 | 1.56% |
| 牡 | Lyphard | 3×5 | 15.62% |
| 牡 | Northern Dancer | 4×5*6 | 10.93% |
| 牡 | Royal Charger | 6×6 | 3.12% |
| 牡 | Mahmoud | 6*7*7×6 | 4.68% |
| 牡 | Nearco | 6*7×7*7 | 3.9% |
| 牡 | Blenheim | 7*7×7 | 2.34% |
| 牡S | Blue Larkspur | 7*7 | 1.56% |
| 牡S | Hyperion | 7*7*7*7 | 3.12% |
| 牡S | Ksar | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Princequillo | 6*7*7 | 3.12% |
| 牡M | War Relic | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Spy Song | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | War Admiral | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | Almahmoud | 5*6×7 | 5.46% |
| 牝M | Big Event | 7*7 | 1.56% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- サンデーサイレンス系
- ファミリーナンバー
- 2-s
レース成績
経歴
デビュー前
1歳のとき、池田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、池田牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、大谷正嗣によって199.5万円で落札された。
角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（2009年）
5月28日、デビュー戦は山口竜一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は522kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオールナイトボーイに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。
6月11日、中1週で迎えた2戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦1勝）。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るウイニングリーダーを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。
7月7日、中3週で迎えた3戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の栄冠賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のウイニングリーダーに2馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。
7月25日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、2歳オープンのラベンダー賞（札幌芝1200m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。
8月26日、中4週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた5戦目は、2歳オープンのスタチューオブリバティ賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（2戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったポシビリテにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗れた。
9月8日、中1週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞のブリーダーズゴールド・ジュニアカップ（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったビッグバンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。
9月22日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では異次元の末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のリアクションレートに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。
10月22日、中3週で迎えた8戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のクラキンコに1馬身半の差をつけて重賞初挑戦初制覇を果たした。
11月5日、中1週で迎えた9戦目は、2歳Jpn3の北海道2歳優駿（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。
12月31日、中7週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳S1の東京2歳優駿（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、勝ったプリマビスティーにねじ伏せられて3馬身半差の2着に敗北した。
3歳（2010年）
3月24日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走からさらに15kg減らして迎えた11戦目は、牝馬限定3歳S1の桜花賞（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。
12月3日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から47kg戻して迎えた12戦目は、ディセンバー賞（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に敗れた。
12月30日、中3週で迎えた13戦目は、A.ムンロ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定S3の東京シンデレラマイル（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後は力尽きて8着に終わった。
4歳（2011年）
1月28日、中3週で迎えた14戦目は、立春特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。
3月7日、中4週で迎えた15戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、オフト汐留賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に敗れた。
5月5日、中7週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた16戦目は、アルビレオ特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は山口竜一騎手（5戦3勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、3着に終わった。
6月1日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた17戦目は、ミランダ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。
6月15日、中1週で迎えた18戦目は、ディープインパクト・プレミアム（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（7戦3勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず9着に敗れた。
7月13日、中3週で迎えた19戦目は、日高銀聖特別（門別ダート2000m 雨/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。
7月28日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定地方重賞のノースクイーンカップ（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（3戦1勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。
8月11日、中1週で迎えた21戦目は、アルファルド特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（8戦3勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。
10月6日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、地方重賞の道営スプリント（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（4戦1勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。
10月19日、中1週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の日胆農協青年部“絆”特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。
11月17日、中3週で迎えた24戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、キングカメハメハ・プレミアム（門別ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では余力が残っておらず6着に終わった。