アントレゾール（2020年生、母マッテンタルト）

経歴

デビュー前

1歳のとき、上水牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、東京都馬主会髙橋正雄によって1,705万円で落札された。

2歳（2022年）

6月27日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく3着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったフィリピーヌに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗れた。

11月18日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦のアイルしながわ賞 196.5万円以下（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた4戦目は、新原周馬騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた5戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の突き抜けろ TCK賞 194.8万円以下（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、4着を確保した。

3歳（2023年）

1月26日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入った。

5月11日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西啓太騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で西啓太騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したロンギングナイスにアタマ差届かず2着に甘んじた。

6月30日、中4週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で西啓太騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアウトビアンキを3/4馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

8月4日、中4週で迎えた10戦目は、へびつかい座特別（大井ダート1650m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で西啓太騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバテてしまい9着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた11戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、3歳S2の黒潮盃（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

12月7日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、オールド・パル賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は西啓太騎手（6戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、きちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のハイパワーゼンカイに2馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

12月31日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1二三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（7戦2勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

4歳（2024年）

1月25日、中3週で迎えた14戦目は、一般C1二三四（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西啓太騎手（8戦2勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

2月26日、中4週で迎えた15戦目は、一般C1五六七（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で西啓太騎手（9戦2勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、ビルドラポールに交わされて6馬身差の2着となった。

3月19日、中2週で迎えた16戦目は、レッド・アイ賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で西啓太騎手（10戦2勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

4月10日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、一般C1三四五（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で西啓太騎手（11戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、勝ったロンギングナイスに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

4月26日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1二三四（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で西啓太騎手（12戦2勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

8月1日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた19戦目は、ホワイト・レディー賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で西啓太騎手（13戦2勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のマイネルボンバーに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月15日、中1週で迎えた20戦目は、ペルセウス座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で西啓太騎手（14戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったグラッブザトップに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月11日、中3週で迎えた21戦目は、宮益坂賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で西啓太騎手（15戦3勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

10月18日、中4週で迎えた22戦目は、土器坂賞（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で西啓太騎手（16戦3勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。