ニシノガイア（2002年生、母ザリーナ）

ニシノガイア（2002年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ギリシア神話の大地の女神」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエルコンドルパサー（当時7歳）と交配したザリーナが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方22戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2006年の一般C14。

経歴

デビュー前

星野忍厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

4月23日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

5月8日、中1週で迎えた2戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

6月26日、中6週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

8月27日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

9月27日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた5戦目は、3歳戦のツインマッチ特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（4戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

11月15日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、一般C23（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月22日、連闘で迎えた8戦目は、一般C24（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月6日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、一般C24（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で古泉悟騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた10戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C25（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったカンファーマックスから2馬身差の2着となった。

12月30日、中1週で迎えた11戦目は、一般C24（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったランスルーザナイトからハナ差の2着に惜敗した。

4歳（2006年）

1月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C18（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月18日、連闘で迎えた13戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は古泉悟騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた14戦目は、一般C20（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のドリームカムトゥに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月7日、連闘で迎えた15戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた16戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C16（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた17戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は古泉悟騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったジュンノチケットから半馬身差の2着に敗北した。

3月21日、中1週で迎えた18戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のアローアーチをクビ差制して2勝目を手にした。

4月18日、中3週で迎えた19戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月26日、約5か月半の休養明けで迎えた20戦目は、一般C24（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月4日、連闘で迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったツルマルムジモムジから5馬身差の2着に敗北した。

10月18日、中1週で迎えた22戦目は、一般C21（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で牧野孝光騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月24日、連闘で迎えた23戦目は、一般C21（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で牧野孝光騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後はティオと並んで4着同着となった。

11月7日、中1週で迎えた24戦目は、一般C19（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で牧野孝光騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月14日、連闘で迎えた25戦目は、一般C19（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で牧野孝光騎手（7戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた26戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、一般C20（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のボビーフォンテンに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月12日、中1週で迎えた27戦目は、一般C17（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中良明騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。