カイシュウワンダー（2003年生、母シルクサファイア）

カイシュウワンダー（2003年3月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のグラスワンダー（当時8歳）と交配したシルクサファイアが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ムラカミファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害4戦0勝。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ムラカミファームから「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

佐藤吉勝厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

2月12日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に敗れた。

3月5日、中2週で迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

5月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

7月22日、中8週で迎えた4戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

9月30日、中9週で迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた6戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

4歳（2007年）

3月11日、約4か月半の休み明けで迎えた7戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい16着に終わった。

5月5日、中7週で迎えた8戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。13着に終わった。

6月24日、中6週で迎えた9戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月29日、中4週で迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田勇亮騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月25日、中3週で迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田勇亮騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。