コスモリボン（2009年生、母マイネシャーナ）

コスモリボン（2009年2月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋リボン、髪飾り」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時12歳）と交配したマイネシャーナが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地21戦1勝2着7回、地方33戦7勝2着7回。主な勝ち鞍は2012年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

粕谷昌央厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

7月30日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は470kg。18頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが甘くなり、6着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた3戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

11月6日、中7週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、I.メンディザバル騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた5戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

12月17日、中2週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったクレバーオーロラにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

3歳（2012年）

1月8日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

1月29日、中2週で迎えた8戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

4月21日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたポップイン決め手に屈して半馬身差の2着となった。

5月19日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で丹内祐次騎手（3戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で丹内祐次騎手（4戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったメイショウアルザスに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

6月23日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で丹内祐次騎手（5戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では出色の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で丹内祐次騎手（6戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したラインキャメロンにクビ差届かず2着に甘んじた。

8月4日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で丹内祐次騎手（7戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったケイツークロートにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月12日、連闘で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で丹内祐次騎手（8戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったカチューシャに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

8月26日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で丹内祐次騎手（9戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コーラルグリッタにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

9月1日、連闘で迎えた18戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で丹内祐次騎手（10戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、4着に終わった。

9月30日、中3週で迎えた19戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で丹内祐次騎手（11戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のアポロズスピアーに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2013年）

10月5日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で丹内祐次騎手（12戦1勝）。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

10月30日、中3週で迎えた21戦目は、フェイスフルホイップ特別（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で丹内祐次騎手（13戦1勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

5歳（2014年）

5月24日、約7か月の休養明けで迎えた22戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

7月2日、中5週で迎えた23戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、天の川特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた24戦目は、文月特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

7月23日、連闘で迎えた25戦目は、海風特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた26戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、人力舎の荒武者柴田英嗣カップ（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた27戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、NPOの活動を応援しよう! かにゃお杯（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

10月13日、中4週で迎えた28戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、神無月特別（盛岡ダート1800m 小雨/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた29戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、東京カップけやき賞（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた30戦目は、霜月特別（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

12月6日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた31戦目は、大雪特別（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

12月21日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた32戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の白嶺賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

12月30日、連闘で迎えた33戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、節季特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったダノンボルケーノに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

6歳（2015年）

1月12日、中1週で迎えた34戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、睦月特別（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

3月22日、中9週で迎えた35戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のアーノルドツヨシに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4月6日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（2戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、インピースにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

4月20日、中1週で迎えた37戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマツマエザクラに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5月4日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るデルマフジコを別次元の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5月18日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（2戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したミナスジェライスを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5月25日、連闘で迎えた40戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、森の妖精賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るデルマフジコを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

6月8日、中1週で迎えた41戦目は、秋田場外開設記念秋田ふき賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったミナスジェライスに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6月22日、中1週で迎えた42戦目は、ニュートレジャー賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のテンショウリバイヴに1馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

7月4日、中1週で迎えた43戦目は、ジュライカップ（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリゼタイムスに6馬身の差をつけて7勝目を手にした。

7月18日、中1週で迎えた44戦目は、牝馬限定地方重賞のフェアリーカップ（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（4戦3勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

8月12日、中3週で迎えた45戦目は、震災復興子ども達に夢と笑顔を（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、レオナビゲートに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

8月22日、中0週で迎えた46戦目は、一般B2二（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で関本淳騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた47戦目は、一般B2三（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で関本淳騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた48戦目は、一般B2四（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林凌騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

10月18日、中3週で迎えた49戦目は、サーモンフィッシングin久慈市賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、伸びてきたノーティカルスター決め手に屈して半馬身差の2着となった。

11月2日、中1週で迎えた50戦目は、一般B2四（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るタイセイオーシャンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は7馬身の差をつけて8勝目を手にした。

11月16日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた51戦目は、ノベンバーカップ（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（6戦3勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

11月29日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた52戦目は、一般B2三（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で小林凌騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた53戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般B2四（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、エクセランにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

7歳（2016年）

1月3日、中2週で迎えた54戦目は、初日の出賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は小林凌騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。