ゴシップローズ（2013年生、母ゴシップクイーン）

ゴシップローズ（2013年5月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「噂のバラ」。毛色は鹿毛。種牡馬のロージズインメイ（当時13歳）と交配したゴシップクイーンが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村本牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方5戦1勝。主な勝ち鞍は2016年のインカローズフラワー賞(C1以下牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、コスモヴューファームによって237.6万円で落札された。

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

10月17日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は484kg。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい10着に終わった。

3歳（2016年）

1月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦のツインシャイン特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

3月2日、中3週で迎えた4戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のアクアマリンフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では圧巻の末脚を繰り出し、3着に入った。

4月9日、中4週で迎えた5戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた6戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のヒスイフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

7月6日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳戦のインカローズフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のキョウエイビーナスをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

11月13日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた10戦目は、3歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は松岡正海騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた11戦目は、アーバンステージ霜月賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。