ナンヨーイヴェール（2015年生、母エーシンヴァーゴウ）

Nanyo Hiver

2015.03.10

ナンヨーイヴェール（2015年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋冬（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のワークフォース（当時8歳）と交配したエーシンヴァーゴウが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。

経歴

デビュー前

1歳のとき、平井克彦から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、中村德也によって1,630.8万円で落札された。

田中剛厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

9月2日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。18頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1200m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

3歳（2018年）

1月21日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

2月24日、中4週で迎えた4戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

3月25日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で17番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり13着に敗れた。

5月19日、中7週で迎えた6戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

7月8日、中6週で迎えた7戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず12着に敗れた。

8月11日、中4週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（2戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月2日、中6週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた9戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の薄特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

11月9日、中4週で迎えた10戦目は、増田運輸おかげさまで50周年記念（船橋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

4歳（2019年）

2月21日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた11戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九十ア（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。