ジェイケイオペラ（2007年生、母ピュアレディ）

ジェイケイオペラ（2007年4月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のオペラハウス（当時19歳）と交配したピュアレディが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤川ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方8戦1勝。主な勝ち鞍は2010年の3歳B10。

経歴

デビュー前

伊藤正徳厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

11月7日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。18頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

12月5日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

3歳（2010年）

6月27日、約7か月の休養明けで馬体重を前走からさらに22kg減らして迎えた3戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

7月25日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず12着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた5戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

10月19日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B10（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、異次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のトウショウフロストに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月7日、中2週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた7戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、観音町修養会90周年記念杯（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4三（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた9戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般C4三（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4三（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

4歳（2011年）

1月3日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4三（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

1月22日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、﨏畑雄一郎騎手を鞍上に迎えて、福山・高知連携宇治島シリーズ三戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月19日、中3週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた13戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、福山・高知連携龍馬シリーズ二戦（福山ダート1250m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。