アクアキング（1997年生、母キタノデユール）

経歴

デビュー前

1歳のとき、船越英治から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、船越英治から「北海道5月3歳トレーニングセールサラブレッド3歳」に上場され、高橋かんによって325.5万円で落札された。

金沢豊厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1999年）

7月29日、デビュー戦は山中尊徳騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は421kg。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

9月15日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中尊徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグレートデリバーに約13馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

11月14日、中8週で迎えた3戦目は、3歳500万下のからまつ賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山中尊徳騎手（2戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

12月11日、中3週で迎えた4戦目は、3歳500万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で山中尊徳騎手（3戦1勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山中尊徳騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

3歳（2000年）

1月20日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で山中尊徳騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下のゆりかもめ賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山中尊徳騎手（6戦1勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

4月3日、中6週で迎えた8戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山中尊徳騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のマルチスウェット特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山中尊徳騎手（8戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で山中尊徳騎手（9戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた11戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で山中尊徳騎手（10戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月28日、中4週で迎えた12戦目は、3歳戦の水芭蕉特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で山中尊徳騎手（11戦1勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

7月31日、中4週で迎えた13戦目は、3歳戦のあさがお特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で山中尊徳騎手（12戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

8月24日、中2週で迎えた14戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で山中尊徳騎手（13戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた15戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で山中尊徳騎手（14戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のタカシマセイリュウに1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

10月28日、中6週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で山中尊徳騎手（15戦2勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず12着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1六七（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で山中尊徳騎手（16戦2勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

11月27日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1六ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で山中尊徳騎手（17戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、4着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1六（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で山中尊徳騎手（18戦2勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

4歳（2001年）

1月10日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1四ア（船橋ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は20戦連続で山中尊徳騎手（19戦2勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた21戦目は、一般C1五（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で山中尊徳騎手（20戦2勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

3月5日、中3週で迎えた22戦目は、一般C1八九（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は22戦連続で山中尊徳騎手（21戦2勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1四イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で山中尊徳騎手（22戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた24戦目は、一般C1四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で山中尊徳騎手（23戦2勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

5歳（2002年）

3月29日、約11か月半の休み明けで迎えた25戦目は、一般C2六イ（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は25戦連続で山中尊徳騎手（24戦2勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2五イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は26戦連続で山中尊徳騎手（25戦2勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた27戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の陽だまり特別（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月7日、中3週で迎えた28戦目は、一般C2八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山中尊徳騎手（26戦2勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

6月27日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2六イ（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山中尊徳騎手（27戦2勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた30戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山中尊徳騎手（28戦2勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

8月30日、中5週で迎えた31戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山中尊徳騎手（29戦2勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。