コウエイパール（2005年生、母カライスカットアップ）

コウエイパール（2005年1月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋真珠」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアラムシャー（当時5歳）と交配したカライスカットアップが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は森永聡。戦績は、中央平地3戦0勝、地方44戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の4歳以上C2二。

経歴

デビュー前

坂口正大厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

10月13日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

3歳（2008年）

3月9日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びを欠き14着に終わった。

4月12日、中4週で迎えた3戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。最後はバテてしまい16着に終わった。

5月13日、中3週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、3歳F3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた5戦目は、3歳F4一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた6戦目は、3歳F3三（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた7戦目は、3歳F4一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小谷周平騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

7月31日、中0週で迎えた8戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳F4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳F4三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小谷周平騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた10戦目は、3歳F5二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

9月11日、中1週で迎えた11戦目は、3歳F4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上D5四（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小谷周平騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上D5一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小谷周平騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

10月23日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上D6二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で小谷周平騎手（9戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上D6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小谷周平騎手（10戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

12月4日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上D5一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小谷周平騎手（11戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上D5三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で小谷周平騎手（12戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上D6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小谷周平騎手（13戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

4歳（2009年）

1月21日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上D7二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で小谷周平騎手（14戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

1月30日、連闘で迎えた20戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D6四（園田ダート1400m 雨/良）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上D7二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はプロテアと並んで1着同着となった。

2月26日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上D5三（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上D5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高馬元紘騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

4月16日、中4週で迎えた24戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高馬元紘騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は小谷周平騎手（15戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったエヴァーラプトに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

5月13日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（16戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

6月4日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（17戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のアスターナイナーをハナ差振り切って先頭ゴールを果たした。

6月23日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で小谷周平騎手（18戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小谷周平騎手（19戦1勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた30戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小谷周平騎手（20戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上C3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（21戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

9月22日、中3週で迎えた33戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（22戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上C3（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で小谷周平騎手（23戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小谷周平騎手（24戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

11月18日、中3週で迎えた36戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小谷周平騎手（25戦1勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた37戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小谷周平騎手（26戦1勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた38戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

5歳（2010年）

1月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた39戦目は、4歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小谷周平騎手（27戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

6月8日、約5か月の休み明けで馬体重を前走からさらに11kg減らして迎えた40戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3三（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

6月30日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた41戦目は、3歳以上C3四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた42戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は小谷周平騎手（28戦1勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた43戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた44戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は小谷周平騎手（29戦1勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したモルフェジョイに半馬身届かず2着となった。

11月10日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた45戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた46戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松本幸祐騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

6歳（2011年）

1月1日、中4週で迎えた47戦目は、4歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本幸祐騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。